ETIQUETTE

エチケット    


‘引き込まれます!-もしも日頃観客と役者達の境界線はあやふやだと思っているなら、ロトザザのエチケットがその境界線を完全に消すだろう。’—ニューヨークタイムズ/International Herald Tribuneより(全文はこちらをクリックしてください


エチケットは日本語、英語(オリジナルとガーナバージョン)、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、オランダ語、ギリシャ語、スロベニア語、ハンガリー語、ポーランド語のバージョンがあります。これにウエールズ語とクロアチア語がもうすぐ加わります。世界のどこでこのショーが行われていても、上記の言語を使いたい場合はいつでもお問い合わせください。各バージョンの詳細についてはここをクリックしてください。



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エチケット、ブエノスアイレスにて。(photo Nicolas Goldberg)

エチケットは2人の観客(以下体験者)が公共の場で行う、30分の体験型ショーです。カフェやバーにいる他の人々誰にも気付かれる事無く、2人だけのプライベートな演劇が展開します。体験者が付けたヘッドフォーンからはもう一人の体験者にいう言葉や、どうやってテーブルに置かれている小道具を使うのかの指示が聞こえてき、その指示を聞きながら所々に潜んでいるマジック(!)と共に反応していきます。これをシェア出来る知り合いとやった方がいいという意見もありますし、全くの他人とやる方が効果がある、という人もいます。


このショーは人間関係のデリケートなところや、正直な部分を露にし、又、思考を私たちの信頼する言葉でもって表現する事を探求します。

若い女の子と老齢の男が体験者を、映画や演劇から借りた凝縮された小さな世界へいざないます。ここでは、2人の個々の世界が時には交わり、時には離れたりを繰り返します。体験者の方々には、下記にあるゴダー(Godard)による、’Vivre Sa Vie’を先にご覧になる事をお薦めします。(もし見ていなくても、もちろん楽しめます。)


ロトザザの得意とする指示を使った、稽古なしの役者によるユニークな舞台 ( Doublethink, Five in the Morning ) に加え、今回はそれを観客自身が体験出来る様になっています。エチケットは、何を言うかを考えずに誰かに話すという幻想を与え、それによって責任を負わずに何かをするというスリルを味わって頂けます。会話自体が、「ある形式」の演劇であることを示し、それによって体験者は気付かないうちに観客になったり、役者になったりします。


エチケットオリジナルバージョン(英国版)は Somethin' Else芸術監督ポール・ベノンのサポートをかりて、ロトザザメンバー;アント・ハンプトンとシルビア・メルクリアリにより創られました。ポール・ベノンは国際的な数々の賞を受賞し、英国政府に依頼されたデジタル音楽の将来に関するレポートなどを共同著作、又アートエンジェル(Artangel)、ジョンベンガー(John Berger)、テアトル・ド・コンプリシテ(Theatre de Complicité)などとコラボレーションをしています。



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協力:アーツ・カウンシル・イングラド